パリ1・2日目

パリにいるので備忘録を書く。

前回の記事の通り胃の調子が悪い状態で海外に渡航するのは不安も大きいのだが、
それよりもイスラム国関連のテロにやられないかで、周囲には随分心配をかけてしまっている。
実際どうかというと、警戒のしようがないのでパリに住んでいる人たちは平常運転みたい。時々自動小銃を持った軍人が立っているのにも、多分慣れてくる。

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今回はエールフランスで渡航。
テロ関係の影響もあってか、キャピキャピした大学生の卒業旅行集団は全く見当たらず、旅慣れた雰囲気の中高年女性が目立っていた。
少し空いていて、ぼくも二席使って横になって寝ることができた。
機内食は割と美味しかった。
それよりワインを頼むとミニボトルで渡してくれるのが嬉しい。


スナックコーナーにはもみじ饅頭を搭載していたし、CAさんの愛想もよかった。
ちなみに「パリのお店で愛想のいい店員さんに出会ったら、彼/彼女はここの給料に満足しているんだな、と考えていい」らしい。関係あるかわからないけど。

「空港から市内へはRERのB線を使わない方がいい、屈強な男の集団がスーツケースを力ずくで奪っていく(と外務省のホームページにも書いてある)」そうなので、警戒したけど、割と普通の電車だった。
車窓から見えるパリ郊外はずっと暗かった。
パリのメトロは車両も駅も汚いんだけど、薄暗くて、人間の匂いがたくさんして、慣れてくると少し落ち着く。ピカピカにきれいな東京のメトロの方が異常なんじゃないかという気がしてくる。

2日目(2/10)はゆっくり起きて、コスパのいい昼食を食べた。
サンドイッチとヨーグルトとリンゴ(丸かじり)と水500mlで3.2€。おいしかった。
パリの美術館は半分くらい火曜日休館なので行き先に困ったが、エッフェル塔そばのケ・ブランリー美術館(Musée du Quai Branly)へ。
大阪の万博記念公園にある民博に近いが、建物の構造がめちゃくちゃなせいで順路がいい加減で、適当に見れる感じが気楽でよかった。

夜は何も考えず、シャンゼリゼ通りを歩いた。
Charles de Gaulle Étoile ってなんで Étoile なのか前から気になってたけど、凱旋門から星の形みたいに道が伸びているからという説を知った(多分「シャルル・ド・ゴール、あいつは星になった」というわけではない)
パリの土産物と言えばスーパーマーケット・モノプリのエコバッグ1€で、実家から「10個買ってこい」と言われているので、とりあえず2つ仕入れた。色や柄の種類が多いので悩ましい。

帰ってからロゼワインを飲んだが、ちゃんとしたロゼを飲んだことがなくて「こんな味だっけ?」ってずっと言ってた。ワインを初めて飲んだ時にぶどうジュース味じゃなくて変な気分になった、あれだ。

今日は多分オルセーに行く。