エッセイのネタの一軍二軍

ずっと「あ〜〜〜〜なに書こうかな」と言っている。
通っているライティングゼミの課題、毎週2000字のエッセイ提出が大変なのだ。

最初は余裕ぶっこいてたけど、エッセイなんて面白いことがないと書けないから、3回書いたくらいから深刻なネタ切れになってきた。

課題のうちいくつかはピックアップしてもらえて、一般公開されている。

ただ自分で読み返すと「課題の文章は息切れがひどいな」と思う。
好みのわからない評価者に、コンテンツとして良く思ってもらうために、癖がない題材をなんとか成立させようと必死になっているのがよくわかる。
だが無名の書き手が書くということはそういうことなのだ。私の普段のキャラクターを無視した文章力・構成力が試される。
からしんどい。

一方noteに書くものは肩の力が抜けている。私が私として書いているから、斜に構えていることを隠そうともしていない。たとえば

一方彼女にはとても偏屈なところがあって、意味もなく私と口をきいてくれない時期もあった。私も彼女以上に偏屈だったから、我々は和解に半年を要した。

ここは蛇足になるギリギリの部分だけど、「無言でぞろぞろコンビニまで連れ立って歩く関係性」を説明するのには欠かせない要素と感じたので、書かずにはいられなかった。
結果書いてよかったけど、私という書き手のキャラを透かしていい場だからこその表現のカードなので、課題では絶対に書けなかったと思う。


エッセイのネタを思いついたとしても、一軍:「私の偏屈なキャラクターを生かしてnoteに書くべき」題材と、二軍:「自分じゃなくても書けるから、noteじゃなくていい」題材に振り分けられて、二軍に落ちてきたネタを必死でなんとか組み立てるから毎週苦しい。
ある種の筋トレだと思ってやり過ごしてるけど、あと10回以上課題提出あるよ、まいったな〜